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機能評価部門

大阪大学

接合科学研究所

機能性診断学分野 

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4.高効率TIG溶接法の開発



これまでに開発した溶接効率を数倍にできるAA-TIG(Advanced A-TIG)法をさらに発展させ、TIG溶接としては画期的な1パスで10mmの溶け込み深さが得られる新たな手法を確立した。また、2重シールドトーチを用いることにより、電極の酸化を抑制し、従来と全く同様な手法で、単にシールドガスを変化させることにより、高効率な溶接を達成できる手法を開発した。また、通常60Hzで行う交流TIG溶接の周波数を20kHzとすることにより、溶接中に超音波を発生させ、キャビテーション効果を用いて、溶融池内に溶けているガス成分を早期に放出させることにより、気孔のない継手を得る手法(超音波アーク溶接法)を開発した。これにより、鋳物の溶接やFSW継手に重ねてアーク溶接を行うことを可能にした。
これらの研究は、新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)の産業技術研究開発助成および科学研究費補助金萌芽研究の成果である。







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