スマートプロセス研究センター長
節原 裕一
     
         
       
    当スマートプロセス研究セン夕一は、材料加工プロセスを超精細制御するスマートプロセス科学を新たに構築すること により、接合を中心とする材料加工技術の進化と共に、ナノ・マイクロマテリアルをはじめとする先進加工を促進し、産業 活性化と省エネルギー・環境保全を両立させる次世代ものづくりに貢献するため、既存の「超高エネルギー密度熱源セ ン夕一」および「再帰循環システム研究センター」の改組・転換により、接合科学研究所の附属研究センターとして 2003年4月1日に設置されました。
 価値創造型ものづくり産業の付託に応えうる革新的接合技術を開発し、世界をリードするには、ナノ・マイクロスケー ルでの構造制御や三次元接合をはじめとする最先端領域の研究開発、さらには材料表面・界面科学、安全性評価・ 寿命予測工学などの学際的・融合的研究を通じた新しい学問領域の構築が求められており、当研究センターが目指す 方向でもあります。
 当研究センターは、1)スマートコーティングプロセス学分野、2)ナノ・マイクロ構造制御プロセス学分野、そして、 3)スマートグリーンプロセス学分野の3研究分野から構成されており、接合科学研究所に設置されている3研究部門との有機的な連携により接合科学の発展に向けた両輪の一翼を担うと共に、イノベーション創出に向けた先進的な研究を推進して参ります。