広域アジアものづくり技術・人材高度化研究センター

Global Human Resource Development

国際人材育成部門

国際人材育成部門について

OVERVIEW

事業概要

カップリング・インターンシップ(CIS)の実施。
研究インターンシップ(海外学生の受入)の推進。

企業のグローバル化において、多様な言語・文化と専門知識を有し、世界の舞台で真のリーダーシップを発揮できる研究者や技術者、管理者の人材育成が課題とされています。
そこで、実践型の研修を通じて課題解決能力やコミュニケーション能力の向上を目指した人材育成システムCIS(カップリング・インターンシップ)を考案し、「大阪大学・理系+文系」「現地大学・理系+文系」の組み合わせのもと、グローバル企業(現地日系企業)でのインターンシップを実施しています。

CISは、言語習得に重きが置かれた従来の留学制度とは全く異なる海外インターンシップ制度で、文化や言語が異なる状況で専門が異なる学生同士がともにグローバル企業の現場で研修します。
研修を通じ、グローバルなものづくりを主導するリーダーとして必要な課題解決能力やコミュニケーション能力を身に付け(※技術・専門を習得する目的ではない)、ものづくりの現場を知るだけでなく、世界基準の現場を体験し、より広い視野を育みます。

CIS実施方法

参加者

大阪大学学生4名(文系2名、理系2名)+海外連携大学学生4名(同左)が協働で参加

実施場所

グローバルに活躍する日系製造業(広域アジア各国及び日本)
CIS実施済み箇所の活動報告

期間

2週間/1か所、オンラインCISの場合は8日間/1か所(CIS終了時には事業発行の修了証が授与されます。)

単位

国際交流科目(2単位)

CISの効果や魅力

課題解決能力、コミュニケーション能力の向上。
異文化への理解を深め、多角的な視野を構築。
グローバル環境における自己の能力、役割を客観的に分析し、対応する力の向上。
困難な課題と状況を乗り越え、自己への自信を向上させる。
海外や日本で活躍するグローバル企業の業務理解を促進、自己のキャリア検討の機会となる。

<アウトバウンドCISの魅力>
異文化環境に身を置いて現地の文化を深く知る。
海外の製造現場を体験し、企業の様々な挑戦、困難、発展などを具体的に知る。
海外で勤務する日本人が現場で担う業務・責任・任務を間近で体験する。

<インバウンドCISの魅力>
日系製造業の本社機能あるいはそれに近いところで体験、キャリア検討に役立つ。
最新テクノロジーを駆使した高度な製造工程を見ることが出来る。
海外経験のある企業人が経験をその後のキャリアにどう活かしているかを直接聞くことができる。

FLOW

全体の流れ

全体の流れ

3月下旬~5月上旬

募集・選考・合格発表

5月中旬~7月中旬

大阪大学での事前研修(全9回/内1回は10月に実施)

8月中旬~12月

CIS現地実習(2週間)または、オンラインCIS(8日間)/成果報告書・アンケート提出

2月頃

最終報告会(大阪大学)

CIS現地実習行程 ※約14日間(移動日含む)

現地実習は全行程合宿形式で行います。

事前研修
[2日間]

●日系企業基礎知識、実習企業について
●実習課題の設定
学ぶ視点の明確化

企業実習
[合計5日間]

●経営学習
●工場見学
●実習作業
●インタビュー
●課題取り組み など
困難を体験

文化体験
[合計2日間]

●文化交流
●異文化理解
学生同士の理解促進

最終報告準備
[合計2日間]

●企業実習/CISのまとめ
●チーム協議
●課題の考察
●レポート作成
体験の深化

オンラインCIS行程 ※8日間

事前研修
[2日間]

●日系企業基礎知識、実習企業について
●実習課題の設定
学ぶ視点の明確化

企業実習
[3日間]

●経営学習
●インタビュー
●課題取り組み など
困難を体験

最終報告準備
[2日間]

●インタビューのまとめ
●チーム協議
●課題の考察
●プレゼン準備
体験の深化

MOVIE

紹介動画

CIS(カップリング・インターンシップ)を動画でご紹介します。
youtubeにて掲載しております。ぜひご確認ください。

COMMENT

CIS 参加者の声・
受入企業の声

CISに参加した学生の感想や学び、受入企業の声を紹介しています。
CISに興味がある方、参加を検討されている方、ぜひご覧ください。