研究組織
協働研究所
Honda-大阪大学 接合科学ものづくり協働研究所
Hondaは2050年までに製品のみならず企業活動を含めたライフサイクルでの「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現を目指します.“Honda-大阪大学 接合科学ものづくり協働研究所”は,モビリティのものづくりに革新をもたらす研究開発加速のため,2024年3月,大阪大学接合科学研究所内に設置されました.大阪大学の有する最先端の接合科学とHondaの有する独創的な車体技術を融合させ,新しい接合技術の実現でワクワクするモビリティの未来を創造します.
具体的な内容
1、大阪大学の有する最先端の接合科学の知見とHondaの有する生産プロセス,コア技術の開発力および車体/量産ラインへの具現化力を融合させ,カーボンニュートラル実現に向けた商品進化と工場進化を目指した接合技術開発.
2、リソースサーキュレーション(材料の水平リサイクル)を実現するための,易解体/材料分離技術に繋がる基本プロセスの着想,およびプロセス実現のための必要技術の研究.
3、本協働研究所の活動において,エキスパートと学生/若手研究者が,互いに多様なアイデアと意見を尊重し合い,目的と本質を考え抜く研究活動を通して,ワクワクした未来を創造できる強い研究者/技術者の育成
1、易解体/材料分離を念頭に置いた固相抵抗スポット接合技術と品質評価技術の開発
2、易解体/材料分離技術に繋がる基本プロセスおよび必要技術の研究
3、Hondaの保有する接合技術の学術深化と拡大進化
(a) 固相抵抗スポット実験機
引用元:20170727_civic-sedan_hatchback_p18.pdf (honda.co.jp)(2024年3月12日検索)
(b) インナ―フレーム骨格ボディとルーフブレーズ接合技術
引用元:「パルス電流の波形制御と休止時間自動制御による高板厚比三枚重ねスポット溶接技術の開発」溶接学会全国大会講演概要集, 第114集 (2024).
(d) CDC新スポット溶接技術
メンバー
所長/教授(兼任)
藤井 英俊
副所長/教授(兼任)
池田 倫正
副所長/招へい教授
渡邉 信也
招へい研究員
村川 敏浩
特任研究員(常勤)
豊田 紘樹
招へい研究員
神藏 正信
招へい研究員
斉藤 仁
招へい研究員
小林 晴彦