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教育・研究内容

研究組織

接合構造化解析学分野

研究組織

接合評価研究部門

接合構造化設計学分野

本分野では、設計、溶接・接合などの加工や施工といった構造物の設計・施工プロセスから、試験・供用、補修補強・維持管理に至る構造物のライフサイクルを通した時間軸を「スループロセス」、材料の組織から溶接・接合部材、構造物といったミクロからマクロにわたる空間軸を「トランススケール」という二つの軸で捉え、それらの各ステージやスケールにおける各種構造物の性能や信頼性の評価に関する研究を行う。特に、溶接・接合部材や構造物の性能に及ぼす、残留応力や変形に代表される熱加工の影響を微視的および巨視的な観点から考慮して、詳細かつ合理的に評価する手法の開発に取り組む。これにより、溶接・接合を用いた構造化プロセスの高度化に貢献できる設計学の構築を目指す。

研究テーマ

1、部材および溶接・接合部の強度特性および信頼性の評価手法の構築
2、残留応力を考慮した溶接鋼構造物の性能評価技術の開発
3、設計への展開を想定した熱加工プロセスシミュレーション技術の開発
4、材料の微視的塑性変形挙動を考慮した損傷評価手法の構築
5、構造材料および溶接・接合部の不均質性を考慮した割れ発生特性の評価

メンバー

教授

三上 欣希

助教

H. Zhou